2019年・日本ダービーを振り返る

カテゴリー 考察

単勝1.6倍のダントツの人気、無敗の二冠を狙うサートゥルナーリアはスタートの出遅れの影響により4着に終わり、ディープインパクト以来14年ぶりの無敗の二冠馬誕生はなりませんでした。

スタートで立ち上がる素振りを見せ、出遅れたサートゥルナーリア

ダノンキングリー、ヴェロックスが中団前目のいいポジションを得る中、中団の後ろでレースを進める展開になりました。

大幅に逃げるリオンリオン、そして離れた2番手ロジャーバローズは自分のペースに持ち込んでいたように私は感じました。

この時点で「ロジャーバローズがこのまま残るのでは!?」と少なからず思った人も多かったと思います。

最後の直線で大外に持ち出されたサートゥルナーリアだが、満を持して先頭に立ったロジャーバローズ、それをベストなタイミングで追ったダノンキングリーとの差は、残り200m地点で4~5馬身と差が縮まらず、最後は溜めた末脚を披露したヴェロックスにも交わされ4着。

ダントツの人気を集めた中での敗戦・・・

もちろん競馬に絶対はありませんが、ここまで圧巻の強い競馬を続けていただけに、敗戦のショックは大きく、多くの皆さんが馬券を破り捨てたのではないでしょうか。(私もその一人です笑)

サートゥルナーリアの敗因はやはり出遅れの影響か!?

と思いましたが、よくよくレース映像を見てみると最後の最後で脚が止まりヴェロックスに交わされた点で『距離の限界』を感じとれました。

父は短距離王のロードカナロア、血が影響がでたのでは思います。(アーモンドアイのように距離をこなす強豪もいますが彼女の場合は次元が違います笑)

また、パドックでのサートゥルナーリアは、首を上下させる様子があり、かなりイレ込んでいるのがわかりました。

その時点で体力を消耗していた可能性もあります。

様々な要因が今回のサートゥルナーリア敗因にはありそうですが、やはり「イレ込み」「出遅れ」「距離適正」が大きかったのではないかと思います。

その外にも皐月賞後からこのレースまでの「流れ」が、今回の敗因に直結したという見方も考えられます。

皐月賞を休み明け、7割程度の仕上がりで勝利しましたが、かなりの大接戦だったため、思いの外ダメージが残っていた可能性はあります。

1週前追い切りでは、ラストこそ11.6秒とキレ味は見せましたが、6Fは87.1秒とあまり良いタイムではありませんでした。

最終追い切りではしっかりタイムを出してきましたが、ライバルのヴェロックスやダノンキングリーが1週前にしっかり仕上げ、最終追い切りは調整程度だったのとは逆の展開です。

1週前にしっかり調整出来ていない点から、やはり初めてといっていい激戦のダメージが残っているのではないか、という意見はありました。

サートゥルナーリアの強さは競馬ファンであったら誰もが知るところ。

その力に疑いの余地はない。ただ、皐月賞での思わぬ「誤算」が、今回の敗因をもたらしたのかもしれません。

その外には主戦であるルメール騎手の騎乗停止となりレーン騎手への乗り替わりも、決して小さい影響ではなかったはずです。(初コンビでダービー制覇は一度もないと)

人気薄ロジャーバローズのレースぶりとは、まさに対照的です。

競馬の格言にあるように

「運のいい馬が勝つ」

「運がなければ負ける」

という印象が残った今年の日本ダービーでした。

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